子連れで行く春の人気レジャー、「潮干狩り」。
大人だけで行くなら持ち物もそんなに困りませんが、子連れとなるとそうはいきません。
子連れでの潮干狩りはハプニングの連続です。そんな時の為にも事前準備をしておく事で安心して潮干狩りを楽しむことができるはずです。
ここでは、子連れで潮干狩りをする際の必要な持ち物を紹介したいと思います。
潮干狩りを子連れで行く際の必要な持ち物
子連れで潮干狩りに行く際の持ち物の基本は、「いつものお出かけセット」+「お着替えワンセット」になります。
潮干狩りなのでもちろん泥だらけになりますので、お着替えは必須ですよね。
さぁ帰ろうか…、とした時にまさかの水入りもあるかもしれませんので、余分にお着替えを持っていくことに越した事はありません。
では、「いつものお出かけセット」+「お着替えワンセット」以外に持っていくと便利な持ち物を11点ほど紹介したいと思います。
・熊手(くまで)
これは潮干狩りには絶対に必要です。
大人は先の尖ったもので大丈夫ですが、小さなお子さんと一緒に行く場合は、いつも砂場で使っているようなプラスチック製の熊手で大丈夫です。
※子供は貝を取る事よりも、水遊び・砂遊びを楽しみつつ、出てきた貝を拾うというのがメインになりますからね。
・軍手(ぐんて)
貝を拾う時は素手よりも軍手を付ける方が怪我も防ぐ事ができるので安心です。
また、日焼けが気になる場合も日焼け止めを塗ってから軍手をすることによって日焼け対策にもなります。
・網(あみ)
取った貝を入れる為の網なのですが、注意すべき点は網目です。
編み目が細か過ぎると貝に付いている砂がうまく落ちませんし、逆に大き過ぎると貝が落ちちゃいますので程よい網目の網を用意しておくのが◎です。
また、余裕がある場合は”ざる”を持っていくと貝を一度に洗う事も出来ますので、効率は良くなりますよ♪
・貝を持ち帰るための容器
湿らせた新聞紙に貝をつつみ、保冷剤の入ったクーラーボックスの中に入れて持って帰るのが一番理想的ではありますが、クーラーボックスを持っていない家庭も多いかと思います。
そんな時は、貝の砂抜きも考えると海水も入れると思いますので、「大きめのタッパー」もしくは「バケツ」を用意しておくといいですね。
ビニール袋に取った貝を入れて持って帰る人も多いかと思いますが、個人的にはあまりオススメしません。理由は、貝ってたくさん取るとかなり重くなります。さらに、海水などを入れるとさらに重くなりますし、穴でもあいてると貝が落ちてしまう可能性もあります。
それを防ぐ為にも、「大きめのタッパー」もしくは「バケツ」は用意しておくと安心ですね。
また、クーラーボックスに保冷剤を入れる理由ですが、4月や5月でも暑い日はかなり気温が上がります。せっかく採った貝も痛んでしまっては大変ですので、良い状態で持ち帰る為にも保冷剤は必須です。
・ビニール袋
ビニル袋は何枚あっても困りません。
濡れた衣服なども入れれますし、穴を開けると網の代用にもなります。また、ゴミ袋としても使えますので大き目の物を持って行くといいですね。
・ビニールシート
ビニールシートも便利です。砂浜に座ったり、帰りに濡れた物を包んだり、用途は色々です。小さな椅子もあれば休憩用にも便利ですね。
・救急用品
絆創膏などは念のため持って行くと安心です。貝や砂場にあるガラス片、または熊手などで怪我をする事も考えられます。
・紫外線対策グッズ
潮干狩りシーズンは紫外線がきついです。さらには海面からも日光が反射するので短時間でも日焼けしてしまいます。下からの照り返しで、想像以上に日焼けします!
大人はもちろん、特に子連れの場合には必ずお子さんの紫外線対策をしておきましょう。
- 日焼け止め
- ツバの広い帽子or通気性の良い麦ワラ帽子
- サングラス
- タオルorバンダナ(首回り用)
- 長袖シャツ
- 半ズボン
- 長靴orマリンシューズ
長袖のシャツは暑いですが、紫外線対策で、できるだけ肌の露出を減らすことを考えると着用する方が良いかと思います。
また、足元は長靴が良いと思いますが、最近は動きやすさなどを考えるとマリンシューズも人気ですね。子供の場合、長靴だと、
「砂が入った〜」
といった感じで子連れならではの面倒臭い場面もあるかもしれませんので、マリンシューズだと、「大丈夫!大丈夫!」で済ますことが出来ます(笑)
スポーツ用品店などでも数百円で売られていますので、普段の靴よりも安価で購入する事が出来ますよ。
・タオル
タオルもあればあるだけ重宝します。
紫外線対策にも使えますし、手足を洗った後にも使えます。子供は確実にドロドロになりますので多めに持っていて損はありません!
・砂場着・水着・レインコート
スモッグのような砂場着を着せておくのも良いかもしれません。ただ、暑いので通気性の良いもの限定です。
また、濡れても安心な水着なども服の下に着せておくのも○。
そして、簡単にレインコートを着せてもいいかもしれません。気温によりますが、少し寒い場合は防寒着になります。ただ、暑い日は気分が悪くなるのでおススメできません。
・飲み物・食べ物
潮干狩りの時期は天気が良くても空気が乾いていて脱水症状に陥る事も少なくはありません。出掛ける前の食事はもちろん、潮干狩り中もこまめな水分補給は必須です。
その為、飲み物や食べ物は持って行くと便利です。
子連れでの潮干狩りでは、「いつもと同じ感じ」+「大人の物」も用意しておくといいですね。
・潮見表(しおみひょう)
潮干狩りは引き潮の時にします。
行く予定の干潮情報があると、分かりやすいです。海上保安庁のHPには地域ごとの3~8月の干潮情報が印刷できるページがありますのでオススメです。
参考:潮汐予測 海保マリンレジャー – 海上保安庁 海洋情報部
・ハカリ
潮干狩りのお土産が有料のところは貝の重さで料金が変わります。
大体の目安を知るためや、貝の選別をするにもハカリがあると便利ですね。
・キャリーカート
車で行く人はなくてもいいですが、公共機関を利用する人はあったほうが楽です。行きよりも帰りは荷物は断然重くなります。
貝や海水だけではなく、洋服なども水を含んでますからね。キャリーカートがあれば、クーラーボックスも持っていけます。
また、帰りの電車で座れない場合でも、小さい子供ならキャリーカートに座らせることもできますので便利ですよ♪
子連れで潮干狩りにいく際、一番大切にしたい事!
子連れで潮干狩りにいく際に一番大切にしたい事、それはやはり、
「子供と一緒に楽しむ事」
です。どうしても潮干狩りをしていると子供ははしゃぐのでいつもと違った動きになりがちです。
水や砂もたくさんありますのでバシャ!バシャ!してしまうかもしれませんし、周りの家族もいたりすると気を張って潮干狩りする場面もあるかもしれません。
もちろん潮干狩りなので、貝をたくさん取れれば良いのですが、子連れで潮干狩りに行く場合は、
くらいの気持ちで潮干狩りに行く方が良いですし気が楽です。貝を取る事に夢中になりすぎて子供を見失ってしまうと大変ですし、怪我をしてしまってもいけません。
- リード(犬用)
- ド派手な帽子
- 防犯ブザー
人の多い潮干狩り場だと、迷子になってしまう確率も上がってしまうので、小さなお子さんがいる場合は上記の迷子対策をしつつ子供と一緒に行動することを常に心がけましょう!
くれぐれも潮干狩りに夢中になりすぎて、子供を見失ってしまうようなことだけは無いようにしましょうね。
※潮干狩りの豆知識
実は潮干狩りって一年中出来るって知っていましたか?
でも、潮が大きく引いている時、いわゆる干潮時にしかできないので、潮干狩りのシーズンとしては3月中旬〜8月頃となっています。
でも、この情報を見たからといって、どこでも貝類を採っていいかといったらそうではありませんので注意です。
禁止区域かどうかは地元漁協などに尋ねるのが良いですし、子供と一緒に潮干狩りをしようと思うのであれば、「潮干狩り場」へ行くのがやはり一番ですね!
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は潮干狩りの持ち物リスト!ということで、子連れで行くなら何が必要なのか?について紹介しました。
潮干狩りは大人も子供も楽しめて、新鮮な貝を採れるのも魅力の一つです。
子連れで潮干狩りに行く際の基本の持ち物は、「いつものお出かけセット」+「お着替えワンセット」に加えて以下の11点を持っていくと安心して潮干狩りができるのではないかと思います。
- 熊手
- 軍手
- 網
- 貝を持ち帰るための容器
- ビニール袋
- ビニールシート
- 救急用品
紫外線対策グッズ(大人・子供)
- 日焼け止め
- ツバの広い帽子or通気性の良い麦ワラ帽子
- サングラス
- タオルorバンダナ(首回り用)
- 長袖シャツ
- 半ズボン
- 長靴orマリンシューズ
- タオル
- 砂場着・水着・レインコート
- 飲み物、食べ物
- 潮見表
- ハカリ
- キャリーカート
また、迷子対策の持ち物で、
- リード(犬用)
- ド派手な帽子
- 防犯ブザー
も用意できれば尚、良いですね。
あと、子供が小さいうちは休憩所がきちんとある潮干狩り場を選ぶほうが良いと思います。想像以上に日焼けするので体力の消耗も激しいです。
子供は楽しいときはなかなか休憩をとろうとしませんから、熱中症対策などもしっかりしておくようにしましょう。
楽しい潮干狩りになるように前日にある程度シュミレーションしておくと万が一のアクシデントにも落ち着いて対応できるのでオススメです。
そしてたくさんの貝を採りましょう♪