雨の日は頭も痛いし、吐き気がする事もある…。
梅雨の時期なんて最悪で、何もする気が起きなくなってしまいます。しかし、事前に雨の日の頭痛や吐き気の対処法を知っておく事で、生活にも支障が出にくくなりますよね。そこでこの記事では、
- 雨の日の頭痛や吐き気は何が原因なのか
- 雨の日の頭痛や吐き気の5つの対処法
- 頭痛に効果のあるツボ
について紹介したいと思います。
雨の日の頭痛や吐き気は何が原因!?
雨の日の頭痛や吐き気の原因として挙げられるのが、
「気圧の変化」
これが原因の一つと考えられています。雨が降るということは、大気中の水分が飽和状態になり、気圧が下がります。低気圧になると体に変化が起き、気圧が下がることで、
- 血管が広がる
- 血管の周りの神経が圧迫される
- 圧迫により刺激され頭痛やめまいが生じる
こう考えられています。俗にこれらの症状のことを「気象病」とも最近は言います。また、気圧の変化でパッと思いつく事といえば、
- 登山
- 飛行機
などが挙げられますよね。
標高が高くなると気圧が低くなり、
- 耳鳴り
- 頭痛
- 吐き気
を起こした経験はありませんか?
実は雨の日も同じ理由なのです。そして「自律神経の乱れ」も頭痛や吐き気を起こしやすいと言われています。また、気象病には頭痛や吐き気以外にも、
- 喘息
- 関節痛の症状
- めまい
などの症状もありますので、気象の変化によるものだから!と甘く考えず十分に注意をする必要もあります。
雨の日の頭痛や吐き気への5つの対処法
ここまでは雨の日の頭痛の原因について紹介したわけですが、実際、雨の日の頭痛や吐き気って大変ですよね。実は、体調不良が天気の変化による原因の場合、対処方法があります。
- こめかみや痛みのある場所を冷やす
- 部屋を暗くして、安静にする
- カフェインの含まれた飲み物を飲む
- 乗り物酔いの薬を服用
- ツボを刺激してみる
以上の5つが対処法として効果的だと言われています。では、早速順に紹介したいと思います。
1こめかみや痛みのある場所を冷やす
比較的簡単に試すことができ対処法として、こめかみや痛みのある箇所を冷やすと言うものです。こめかみには神経が集まっていますので冷やすことによって、痛みを緩和することができます。
ただ、頭痛の場合には良いですが、吐き気は直接的には治りません。
2部屋を暗くして、安静にする
頭痛や吐き気があれば、休むことが1番大切です。
急に明るいところに出るとめまいがすることもありますし、暗くするというのも大切です。ただし、お仕事をしていたり、小さい子供がいるとそう簡単に安静にするというのは難しいかもしれません。
あくまで家にいる場合に限られますね。
3カフェインの含まれた飲み物を飲む
コーヒーなどを飲むと気分転換になります。
特にカフェインにはリラックス効果もありますので、気分転換の意味においても効果的だと思います。ただ、吐き気のある時はなかなかカフェインの含まれた飲み物って厳しいかもしれません。
吐き気のある時は、無理に飲まないようにしましょう。
4乗り物酔いの薬を服用
吐き気を緩和する目的で、乗り物酔いの薬を服用するというのも1つの手です。ただ、雨の日に毎回となると逆に体調が悪くなる可能性も否めませんので、どうしても辛いという場合にのみ試すようにして下さい。
5ツボを刺激してみる
雨の日というのは前述したように気圧の変化で血流が悪くなっています。その為、ツボを刺激してあげることで血流を良くし改善できる効果があるのです。
頭痛に効くと言われている2つのツボ
頭痛に効くツボは、頭への血流を良くしてくれます。その中でも効果的だと言われている2つのツボを紹介したいと思います。
天柱(てんちゅう)
天柱は首の裏側に並んでいる代表的な頭のツボの一つです。首の後ろの血行を良くして、凝りをほぐしてくれるので、自律神経失調症の症状の緩和に有効な方法と言われています。
ツボは耳の後ろのちょうど髪の生え際あたりにあります。ツボを刺激する手順は、
- 顎(アゴ)をあげ気味にする
- 頭全体を両手で押さえる
- 左右の親指の先を重ねる
- 痛くない程度に数秒押して離しての刺激を5〜10回程度繰り返す
という手順になります。
ツボを押すことが困難なときは、天柱付近を温かく濡らしたタオルや、タオルに巻いたカイロなどで温めるだけでも十分効果があります。
風池(ふうち)
天柱よりもやや左右上にあり、後頭部の首の付け根、後頭骨の下のくぼみから数cmほどの左右、髪の生え際よりも少し上にあるツボです。
押し方は天柱と同じ感じで、風池と天柱を交互に押し続けることも効果的と言われています。
ただし、これらが絶対に効くという訳ではありません。
雨の日の頭痛の対策や予防法!
雨の日の頭痛の対処方法やツボなどを紹介しました。が、症状が出てからよりも、出ない為に対策しておきたい!ということで対策方法、予防法も紹介します。雨の日の体調不良は、
- 気圧の変化
- 自律神経の乱れ
が原因と紹介しました。そのため、まずは自律神経を普段から整えておくことが大切だということです。自律神経を整えるということは規則正しい生活に結びつきますよね?つまり、
- 規則正しい食生活
- しっかりと睡眠
- 適度な運動
- ストレスを溜めないようにする
- アルコールは程ほどにする
- 冷房の使いすぎに注意!
など6点です。
気圧の変化を調べるアプリ「頭痛−る」
「頭痛−る」というアプリを使用すると、自分の住んでいる地域の気圧の変化や天気が確認できます。このアプリを使うと
- 全国の気圧予報
- 天気予報
がリアルタイムで分かるので、どの日のどの時間に頭痛が来やすいのかをプッシュ通知で教えてくれます。
また、痛みの発生や薬の服用記録もしてくれますので、このアプリ1つで気圧による頭痛の悩みを把握し、管理することが出来るのです。
【iPhone版】
▶︎▶︎▶︎インストールはこちらをタップ
【Android版】
▶︎▶︎▶︎インストールはこちらをタップ
まとめ
いかがでしたでしょうか?雨の日は頭痛や吐き気が無くとも憂鬱な気分なのに頭痛や吐き気が加わると本当に何もできなくなってしまいます。
普段から規則正しい生活!
というのは分かっていますが、何かとそうはいかないこともありますよね…。
頭痛や吐き気があるときの対処法も効くときもありますが、それでもスッキリしないことも。そんなときは、ツボマッサージを試してみてください。
ツボ押しが大変に感じる場合は、ツボ付近を温めるだけでも効果を感じることができるかと思います。
ぜひお試しください!