身内に不幸があった時に送る喪中はがき。
いつも出さない分、喪中はがきっていつ出すの?と考えてしまいますよね。そこでこの記事では、
- 喪中はがきとはそもそも何なのか?
- 喪中はがきはいつ出すのか?
- 49日がまだの場合はどうするのか?
- 喪中はがきに一言添えるのはマナー違反なのか?
などについて紹介したいと思います。
喪中ハガキとはそもそも何!?
喪中ハガキとは親近者に不幸があった時、喪に服す為に、新年の挨拶(年賀状)を送らないことをあらかじめお知らせする挨拶状です。
ということなのですが、現代の主な考えとしては個人への愛情や感謝の気持ち、そして悲しみの感情を表す意味合いの方が強いですね。
喪中ハガキに関しては、実は風習的には新しいもので「これだ!」といった明確なマナーやルールは決まっていないのです。
喪中はがきはいつ出すの!?出す時期は決まってるの?
喪中ハガキは新年の挨拶を欠礼する為のものなので、喪中ハガキ自体は年内にお届けすれば全く問題ありません。
年末の急な不幸でない場合以外は11月中旬〜12月初旬には届くようにするのが、喪中ハガキでのマナーになってきます。
喪中はがきは、離島でない限り普通郵便と同じで1〜3日程度で相手に届きますので、それを考慮して出すようにしましょう。
また、最近の風習として、喪中ハガキを受け取った方もその相手には年賀状を送らないという風習が一般的になりつつありますね。
49日がまだだけど喪中はがきって出してもいいの?
喪中はがきは49日が終わっていなくても、出すことに問題はありません。
相手が年賀状を用意してしまう前に送るようにしましょう。
ただ、
満中陰のはがきを出す相手については、喪中であることは分かっているはずですので、喪中はがきを出さなくても構いません。
喪中はがきに一言添えるのはマナー違反?
結論から言うと、喪中はがきに一言を入れる人もいれば、入れない人もいます。つまり一言を入れたからといってマナー違反になることはありません。
ただ、
喪中はがきは「喪に服す」ことをお知らせするハガキですので、
「今年もよろしくね!」
「また遊ぼうね!」
「結婚おめでとう」
の様な一言はやめておきましょう!
もし、どうしても一言を添えたいのであれば、相手を気遣う気持ちを表した一言くらいに抑えておきましょう。
また、
一言を添える場合は印字したものでも構いませんし、手書きで書いても構いません。
喪中はがきの書き方
喪中ハガキの文面の形式って実はほぼ決まっています。
- あいさつ文
- 誰がいつ、何歳でなくなったのか
- 御礼の挨拶
- 日付
以上が基本文面です。文例については⇒こちらを参考にしてみてください。
喪中なのに年賀状が届いた時はどうすればいい!?
これは年賀状の枚数が毎年多い人にはあるあるですね。
当然、年賀状は送れないので、寒中見舞いの内容としては年賀状のお礼と喪中であったことをお知らせする文面を描くようにしましょう。
そして少し興味深いものがあるのですが、一般的に「喪」には期間というものがあります。少し紹介します。
・両親(父母)・夫・妻・同居の義父義母の場合・・・1年
・祖父母の場合・・・6カ月
・兄弟姉妹、子、同居の曾祖父母、別居の義父義母の場合・・・3ケ月〜6カ月
・義兄弟姉妹、孫の場合・・・1ヵ月~3カ月
・叔父叔母、伯父伯母、別居の曾祖父母の場合・・・喪に服す期間としない
これらはあくまで目安であって、心の問題もありますので長くなったりもします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?最後にまとめると、
- 年賀状を送らないことを予めお知らせする挨拶状
- 11月中旬〜12月初旬には届くようにする
- 49日が終わっていなくても出すことに問題はない
- 一言を入れる場合、相手を気遣う気持ちを書く
- 喪中に年賀状が届いたら1月7日以降に寒中見舞いを送るようにする
こう見てみると、喪中はがきもそうですが日本の文化はややこしい部分もありますね。
大切な事は故人を思う気持ち。
これだけは決して忘れないようにしましょう。
また、
あなたはあ待った年賀状の使い道ってどうしていますか?
最近はすごくお得な使い道があるのです。
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