一年の中で一番昼が短く夜が長い冬至。
昔から「かぼちゃ」や「ん」の付く食べ物を食べると良いとされていますが、その理由は何でしょうか?
また、この時期は「ゆず湯」に入ると良いとされていますよね。
今回は、
- 冬至とは!?
- 冬至の日に何故「かぼちゃ」なのか!?
- 冬至に「ん」の付く食べ物を食べる理由
- 「ゆず湯」に入る理由
について紹介したいと思います。
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冬至とは!?
冬至とは二十四節気の中の立春から数えて第22の日を指しています。
そして19年に一度しか来ない朔旦冬至(さくたんとうじ)という冬至の日があり、この日は何かと縁起の良い日とされています。
また、朔旦冬至は「冬至」と「新月」が重なるとても珍しい日なんですね。
古代には、冬至を1年の始まりとしていた。近世語で「唐の正月」というと冬至を意味するが、中国で冬至を元旦としたからである。その名残で、現在でも冬至は暦の基準となっている。中国や日本で採用されていた太陰太陽暦では、冬至を含む月を11月と定義しているが、19年に1度、冬至の日が11月1日となることがあり、これを朔旦冬至(さくたんとうじ)という。
引用元:wiki
要は、
「太陽が復活するおめでたい日」と「月が復活するおめでたい日」が重なるとても希少価値の高い日ということ。
直近だと、2016年12月21日が朔旦冬至でした。
冬至の日に「かぼちゃ」や「ん」の付く食べ物を食べる理由
冬至の日に「ん」の付く食べ物を食べる理由ですが、「ん」の付く食べ物を食べることで「運」を呼び込めると昔から言われています。
また、冬至の七種(ななくさ)と言われている食べ物があります。
- 南瓜(なんきん)
- 蓮根(れんこん)
- 人参(にんじん)
- 銀杏(ぎんなん)
- 金柑(きんかん)
- 寒天(かんてん)
- 饂飩(うんどん(うどん))
以上の食べ物たちは「冬至の七種(ななくさ)」と呼ばれていて、「ん」が二つ付いていることから運が沢山呼び込めると言われているんですよ♪
気が付いたかもしれませんが、冬至の七種の中にカボチャ(南瓜)があります。
運を呼び込む七種の神器の一つ、「南瓜」ですが一般的に冬至の日に食べる理由とされたのは、南瓜に含まれる栄養素が豊富だからという理由のようですよ。
私も小さい時に親から、
「冬至の日には南瓜(カボチャ)を食べるのは当たり前〜!」
とよく言われ食べさせられていたので、最近は食卓にカボチャが並びだしたら、
「もう冬なんだなぁ。。。」
としみじみしてしまいます(^^♪
ちなみに”おせち料理”の意味や由来って知っていますか?もうすぐお正月ですよね。「おせち料理の由来や意味」を読んでお正月の話のネタにしてみましょう♪
冬至の日に「ゆず湯」に入る理由
冬至の日は「ゆず湯」!
色々な場面で言われますが、何故、冬至の日にゆず湯に入るようになったのでしょうか?
※「一陽来復」とはこの日を境に運が上昇するとされていて、悪いことが続いていたとしても回復して良い方向に向かうという意味。
しかも「ゆず湯」に入るメリットは邪気払いだけではなく、
- 血行を促進し冷え性を和らげたり
- ビタミンCやクエン酸の成分で美肌効果
- リラックス効果も得られる
なども期待できます。
そしてもう少ししたら初詣シーズンですね!
あなたは初詣は神社に行きますか?それともお寺に行きますか?「【初詣】お寺と神社の違い」で、その違いや参拝方法の違いなどについても紹介しましたので、知っておくとちょっとした物知りになれますよ♪
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は冬至の日について色々紹介しました。簡単にまとめると、
- 二十四節気の中の立春から数えて第22の日
- 「南瓜」の様な「ん」の付く食べ物を食べて栄養補給をする
- ゆず湯に入って体の芯からリフレッシュ
という事が言えます。
冬至の日が訪れる頃はとても寒く体調も壊しやすいですので、ぜひ、冬至の七種(ななくさ)と言われている食べ物を摂って英気を養いましょう。
栄養のある食べ物を食べた後は「ゆず湯」に入って十分に体を温めましょうね♪
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