子育て中、ついつい子供の話をちゃんと聴いてあげれなかったり、子供が心を閉ざしてしまう言葉、言ってませんか?

小さいうちはもちろん、小学生になっても接し方次第で子供との関係は変わってきます。

これが思春期や反抗期になると、接し方次第で距離ができることもあるかもしれませんし、逆のパターンもあるかもしれません。

私たちは年老いていきますが、子供たちは心も体も日に日に成長しています。出来ることなら親子関係を良好にしたいですよね。そこでこの記事では、

この記事で書かれてある事
  1. 子供が心を閉ざす“言葉”とは!?
  2. 子供が心を閉ざす親の5つの特徴
  3. 今後の子供との接し方

について私の経験を踏まえた上で紹介したいと思います。

子供が心を閉ざす“言葉”言ってませんか?

子供が心を閉ざす言葉ってどんな言葉でしょうか?ついつい言ってしまいがちな代表的な言葉として、

  • 「後にしてくれる?」
  • 「〜しなさい」
  • 「そんなのいいから」
  • 「子供なんだから」
  • 「お兄ちゃんなんだから」

これらの言葉が挙げられるかもしれません。普段の子供との生活の中で言っていませんか?

では、なぜこの言葉がNGなのでしょうか。

「後にしてくれる?」

「後にしてくれる?」という言葉の何がNGなのでしょうか?

子供って急いでいる時に限って、それ、今必要?というようなこと言ってきませんか?そんな時、ついつい「後にしてくれる?」って言ってしまいがちです。

実はこれはNGワードです。

私も思い返せば言ったことがあるわけですが、後にしてくれる?という言葉は拒絶の言葉になります。子供からすると私たち親と、

  • 話がしたい
  • 気に掛けてもらいたい
  • 褒めてもらいたい

など、要は”相手して欲しい”訳ですので、「後にしてくれる?」という言葉はそれらを拒絶している言葉になる訳ですね。ただ、この「後にしてくれる?」という言葉も他の言葉に言い換えるだけで、子供が受ける印象は大きく変わります。

例えば、

「ちょっと待っててね」

「これが終わったらね」

と少し言い換えることで、子供には希望がもてるようになり前向きになる訳です。

まぁ、その後「いつ終わるの〜?」って話の展開になるのは分かっているのですが、「後にしてくれる?」という言葉で子供を拒絶するよりは断然いいと思いますよ。

「〜しなさい」

「〜しなさい」これは子供に限らず大人でも、言われるといい気はしないと思います。この言葉は、

  • 命令
  • 強制

を指す言葉になります。

「早く片付けなさい!!」

と言って直ぐに片付けを始める子供はほとんどいませんが、

「お母さんとどっちが早く終わるか競争ね〜!」

と言うと、あっという間に片付けたりする事ありませんか?

言い方次第で子供に求める事は同じでも結果が変わってくるという事ですね♪

「そんなのいいから」など

あと、よく言ってしまう言葉に、

  • 「そんなのいいから」
  • 「子供なんだから」
  • 「お兄ちゃんなんだから」

など、○○して当然でしょう!といった言葉です。

これらの言葉も子供にとっては意見が言えなくなってしまう言葉で、結果、心を閉ざしてしまう言葉に繋がります。

要は、子供が何かを言おうとしたら、その話や反論を聞いてあげることも大切です。また、途中で口を挟まないことも大切です。(人の話は最後まで聞く…、に繋がりますよね)

子供が心を閉ざす親の特徴とは!?

さて、子供が心を閉ざしてしまう言葉をいくつかご紹介しました。

子供が心を閉ざしてしまうのは、子供自身がどうこういう訳ではなく、先ほどの様な言葉を使ってしまっている私たち親に原因がある様に思います。

要は、言い方次第で相手に与える印象も変わってきますし、その後の子供の行動も変わってくると思います。これ、人間関係構築の上では当然のことですよね。

自分の子供だからといって、何でもかんでも言っていいという訳ではないということです。

では、次に子供が心を閉ざしてしまう親の特徴を紹介したいと思います。

特徴1:決め付ける

「○○なのだから、○○しなさい!」

というように、親の感覚で決め付けて言葉をかけるのもあまりよくありません。決め付けて話してしまうと、子供は自分の意見も気持ちも言えなくなります。

するとその結果、

  • 自分はできないんだな…
  • どうせ僕(私)は〇〇だから…

と思ってしまいがちになります。

特徴2:子供を子供扱いする

子供だから当然では?と言われればそうですが、あくまでも子供も一人の人間です。決め付ける場合と同じで、

「あなたは子供で何もできないのだから、親の言うことを聞きなさい」

といった押し付けた接し方では心を閉ざす原因に繋がります。

特徴3:子供を誘導する

子供の意見や話を聞いている様で、実は親の望む結果に誘導する、これは子供が心を閉ざす原因になります。

「え!なぜ!?」

と思ってしまいますが、要はこういうことです。子供からすると自分の意見を言って理解してもらいたい!と思って親に話す訳ですが、親の都合のいい様に話しの誘導をする事で、

「やっぱりね…、どうせ結果は見えている…」

と思ってしまいます。そして子供は、

  • 親に話してもどうせ聞いてもらえない
  • 結果は分かっている
  • 理解してもらえない

と思ってしまうのです。

特徴4:都合よく意見を変える

私はこれに少し心当たりがあります(汗)もちろん、いつもではないですが…。

親が自分の都合で意見を変えてしまうと子供にとっては、どれが正しいのか迷ってしまいます。また、子供が小さいうちは気付きませんが、成長していくと自分の親は都合よく意見を変えるから、

  • 信用できない!
  • 言っても無駄!

と何も意見を言わなくなってしまう可能性もあるのです。その結果、心を閉ざしてしまう原因に繋がる訳ですね。

特徴5:自分優先

もちろん、親だから自分を優先してはいけないというわけではありません。でも、いつもいつも子供より親を優先していたら、子供も人間です。

分かってしまいます…。

その時、子供は自分は大事にされていないと感じてしまうのです。

では、どんな接し方を心がけると良い?

ではどのように接すると良いのでしょうか?

まずは、子供の話をよく聞いてあげることが大切です。親から話をする前に、子供が何か言いたそうであれば、耳を傾けてあげると良いですよね。

子供は自分の気持ちや意見を伝えやすい、

  • タイミング
  • 環境

が整えばどんどん話し出してくれることが多いです。また、話を途中でさえぎらず、話しに詰まったとしてもせかさず待ってあげることも大事ですね。

結果、子供の安心感につながりますし、同じ言葉でも少し言い方を変えるだけで、子供への受け方は変わることはご紹介した通りですよね^^

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ついつい「今忙しいから後にして」は言ってしまいがちです。我が子の場合、さらに上を行くので「大丈夫すぐ終わるから」と用件を伝えていくのですが…。

親子に限らず、例えば、小学校の先生でも威圧的な言い方をする先生いませんでしたか?一度そんな言い方をされたら、それ以降その先生には、話しにくくなってしまいますよね。子供はどうにかして欲しいというより、

  • まずは”話し”を聞いて欲しい!
  • 分かって欲しい!

という場合のほうが多いように思います。子供が話しかけてきたらほんのわずかな時間でも向き合って耳を傾けてあげることができれば、後々良好な関係が築けるのだろう!と私は思います。