小学生の塾はいつから必要なのでしょうか?

月謝などの費用はもちろんのこと、教科も何を選べば良いのか悩みますよね。

最近は早い時期から塾に行かせている人も多いですし、学力向上の為に学校以外の塾で補填している人も多いです。

ただ、注意したいのが周りが行かせてるから塾に行かなければならないという事ではありません。塾に行かなくとも学年トップクラスの成績の子も沢山いますからね。

とは言ってもやっぱり塾には行かせた方がいいのかな?と思ってしまうのも事実です!

そこでこの記事では、

この記事で書いている内容
  • 小学生の塾はいつから必要なのか?
  • 塾の月謝などの費用
  • 塾での教科について

などについて紹介したいと思います。

小学生の塾はいつから行けばいい?

みんな、いつから塾に通い始めたの?との質問に対して、世間の統計では、

「いつから塾に通い始めた?」
  • 小学1年・・・7%
  • 小学2年・・・4%
  • 小学3年・・・11%
  • 小学4年・・・21%
  • 小学5年・・・18%
  • 小学6年・・・4%

(上記の数字には、通信教育(ベネッセ等)を利用している方は含まれていません)

上記を見てみると3,4,5年生辺りで塾に通い始める人が多い様です。

な〜んだ、うちはまだ1年生だし、まだまだ!

と思ってしまいそうですが、

「いつから塾に通っていますか?」

の問いに1番多かったのは、

「幼稚園の時」

35%でした・・・。

これには驚愕ですね!

時代の流れでしょうか…、最近の日本では学力低下が問題視されていますし、数字だけを見れば日本にとっては良い結果なのかもしれません。

また、教育熱心な家庭が増えた事も理由にあると思います。

私が、子供の頃は習い事や塾に行っている人が珍しい時代でもありましたので…。とは言っても早い段階で塾に行かせることにはメリットがあります!

早い時期に塾に行かせることの「メリット」と「デメリット」

メリット
  • 学校の勉強の予習・復習になるので、再確認ができる
  • 入学前から行く場合、入学後勉強で転けにくい
  • 勉強に余裕ができ、自信がつく
デメリット
  • 学校の宿題以外に塾の宿題も増える
  • 友達との遊ぶ時間が減る

こう見てみると、早い段階で塾に行かせる事は子供にとっては大変ですが、メリットの方が大きい様に感じますね。

学校生活は集団行動でもありますので、勉学の分野で取り残されてしまうと挽回するのにはとても時間がかかります。

そうならない為にも、幼稚園や小学生低学年の時期に勉強の習慣を付けるておく事はいい事なのかもしれませんね。

小学生の塾の月謝などの費用について

塾では御存じの通り月謝を払いますし、教材費もかかってきます。

1週間に2回行くのが一般的で、1ヶ月に8回、9回ほど塾に行く事になります。では、みんな小学生の塾にどれくらいの費用(月謝)をかけているのか!?という事ですが、

「小学生の塾にどれくらいの費用(月謝)かけてる?」
  • 5,000円まで・・・8%
  • 10,000円まで・・・・21%
  • 15,000円まで・・35%
  • 20,000円まで・・・・15%
  • 25,000円まで・・13%
  • 35,000円まで・・5%
  • 40,000以上・・・・3%

上記の金額はあくまでも塾に絞った金額なのですが、最近の小学生って習い事も多くしていますよね。塾以外の習い事以外にも、

  • サッカー
  • 野球
  • スイミング
  • ピアノ
  • 空手
  • 書道
  • 絵画

等している子はザラにいます。子供の可能性を考えると塾だけではなく、そのほかの習い事にも目を向けるのは必然的なのかもしれませんが、それにしても多いですね(汗)

毎日毎日塾・習い事というのも可哀想な気はしますが…。

どんな教科を勉強するの!?

そういう理由からか、幼稚園から塾へ通わせていると答えた人で1番多かったのは公文でした。公文式では学年よりも一つ下のレベルの教材を始めにやり始めます。そこで、

「やればできるんだ!」

という喜びや達成感を与え、徐々に難易度を上げていくわけです。

だいたい、教材の学年とリアルの学年が一致するのが行き始めてから約1年後くらいです。なので無理なく、そして復習を兼ねて勉強を進めていくことができるんですね。

勉強なので一気に学力が向上することはありませんが、徐々に学力は上がり、気がつけば周りよりも一歩進んだ勉強をしていた!ってことになるのも公文の特徴かもしれませんね。

ちなみに公文式の場合は1教科6,000円ですので、

  • 「国語」
  • 「算数」
  • 「英語」

の3教科だと単純に18,000円の月謝になります。

また、進学塾タイプは何教科でも大体週2日です。

勿論月謝は一律ではありませんし、教材費がかからないところも中にはあります。ただ、月謝は公文と比べると若干高くなる可能性はあります。

しかし、公文と違い、開始・終了時刻が決まっているので送り迎えに関しては楽ですよね。

小学生は塾で何を教わるの?

一言に塾といっても、何を習わすか?ですが、やはり、

  • 入学前〜小学1,2年・・・読み書きを習う
  • 小学3.4年・・・補習塾、進学塾

になってくるのが一般的なようです。また、高学年になると中学受験を視野に入れ始めるようになり、授業についていけてるか、いないかで習わせる塾はかわっていきます。

  • 小学生で塾に通っている子・・・全体の50%程
  • 通わせる予定・・・15%程

ということなので、全体の6割~7割が塾にお世話になるということになりますね。

近々小学生でも英語は必修科目になりますのでそれを視野に入れてプラスαで英語を習わせているかても多くいる様です。

まとめ

子供の塾ですが基本的に、学校の授業だけで成績優秀!それだととても嬉しいのですが、中々そうはいきませんよね。

お金がないから自分で教えようかな?小学程度なら大丈夫でしょ!

って思うってしまいがちですが、実際のところなかなか出来ません。

時間もありませんし勉強の進むスピードも昔と段違いで早いです!

自分で教えるとなると教材も自身で用意しなければいけませんし上手く教えないと子供はパニックになります。学校で教えている内容からズレていてもダメですからね。

また、塾に行かせているから安心というわけでもなく、

「塾で何を習ったのか?」

「どんな内容だったのか?」

など日々のコミュニケーションを取り合う事も大切です。どうしても、塾に行かせていると安心してしまい、学校でのテストなどであまり良くない点数を取ってしまうと、

「塾でちゃんと勉強してんの!?」

なんて言ってしまいがちです。子供は頑張っていますので、水を差す様なことだけは言ってはいけません。

前向きに勉強に取り組む為にも家庭でのフォローはとても大切になってきますので、小学生で塾に行かせる場合は特に意識して接してあげて下さいね。