我が子が大きくなってくると考え始めるのが幼稚園への入園ですよね。しかし、

  • 幼稚園って何歳から入れるの!?
  • 早生まれの場合、幼稚園の入園どうなるの!?

とこんな疑問が浮かんできます。昔は2年保育が主流だったのですが時代とともに最近では、

  • 年少からの3年保育
  • 2歳児からの4年保育
  • 1歳児からの5年保育(←ビックリ)

など幼稚園によっても色々ある様です。また、幼稚園に長く在園しているとそれだけ費用もかかってきますので、幼稚園の費用等も気になってきますよね。そこでこの記事では、

この記事で分かる事
  1. 幼稚園って何歳から入れるのか
  2. 早生まれの場合、幼稚園の入園はどうなるのか
  3. 幼稚園の”入園費用”と”月々に掛かる費用”の相場

についてまとめてみました。

①幼稚園は何歳から入れる?入園の目安は!?

幼稚園の入園年齢は冒頭でも紹介した様に幼稚園によっても様々なのですが、幼稚園の入園は法律で定められています。学校教育法の第三章に幼稚園についてかかれていて、その第二十六条に、

「幼稚園に入園することのできる者は、満三歳から、小学校就学の始期に達するまでの幼児とする。」

引用元:学校教育法

と幼稚園の入園について書かれてあります。

そうなんです!

幼稚園に入園できるのは「満三歳」からなのです。

日本の幼稚園や学校は4月1日から新学期が始まります。つまり、満3歳ということは年少さんから入園ということになります。年少からだと3年保育ということになりますね。

ただし地域や幼稚園によっては、

  • 3年保育が主流だったり
  • 2年保育が主流だったり

します。ちなみに近所の公立幼稚園は年少で少しだけの募集があったのですが、ほとんどが年中からの入園でした。

逆に私立の幼稚園は年少からのところが多いようです。そして、年中や年長での募集は全くしないというところも多いようですが、引越し等の理由によるものは別との事です。

では、4年保育5年保育というのは一体どういうことなのでしょうか!?

幼稚園の4年保育や5年保育ってなに!?

一つは、子育て新制度によって幼保連携型認定こども園が出来た事が理由にあります。この子育て新制度によって、1歳児、2歳児の入園も可能になった幼稚園が増えたのです。

また、法律では満3歳から入園できる事になっているので、誕生日が来た翌月から年少とは別の満3歳児クラスに入園できるという幼稚園もあるのです。

他には、幼稚園側に受け入れ体制があれば2歳児クラスの募集をかけているところもあるようですね。

②早生まれの場合、幼稚園の入園はどうなるの!?

では、次は早生まれの場合の幼稚園の入園についてです。例えば、2015年3月に生まれた元気くんの場合を例にします。

  • 1歳・・・2016年3月
  • 2歳・・・2017年3月
  • 3歳・・・2018年3月
  • 4歳・・・2019年3月

元気くんは、2018年3月に満3歳を迎えているので2018年の4月の時点で満3歳という条件を満たした事になります。

つまり、元気くんが入園できるのは2018年4月という事ですね。

そして逆に、友達の小元気くんは2015年5月生まれなので、2018年の4月の時点で満3歳という条件を満たしていません。2人は2ヶ月しか違わないのに1学年違うことになるわけですね。

ただし、同じ4月でも4月1日に関しては「早生まれ」扱いになります。(ややこしや〜)

▶︎幼稚園入園・保育所入所年早見表が分かり易いので参考にしてみてください^^

では次に気になる幼稚園の費用について紹介したいと思います。

③幼稚園の”入園費用”と”月々に掛かる費用”の相場

気になるのはやはり幼稚園費用ですよね。

幼稚園の費用によっては入園する幼稚園も変えなければならないケースもあるかもしれません。では、幼稚園への入園、その後の月々に掛かる費用はどれくらいなのでしょうか?

幼稚園は「公立」と「私立」がありますので、それぞれの場合について紹介しますね。

公立幼稚園の場合

私の住んでいる地域の公立幼稚園は制服が無く、指定は、

  • 帽子
  • かばん
  • 体操服

だけです。あとはお道具箱などを初めに購入するのですが、費用は1万円前後。その他面接料や入園金などがありますが、自治体によって一律なので高く感じる金額ではないと思います。

そして月々の保育料は所得に応じて異なり、月々2〜3万円程度になります。

あとは遠足や写真代など、その都度徴収金などはありますが、それでも3年保育で通園したとしても100万円以下で収まりそうですね。

私立幼稚園の場合

私立幼稚園の場合は、まず制服があるかどうかで変わります。

我が子の場合は夏・冬の制服や体操服などで初めに10万円弱かかりました。(全て新品を揃えた場合です)お下がりをもらえる場合や、幼稚園主催のバザーで出品されているとこの費用は抑えることはできますよね。

私立幼稚園に入園する場合、まず申し込みのための願書を購入しなければならないところもあります。そして、いまだに面接のために費用が発生するところが多いようです。

名目は色々ですが、確か我が子の時は入園準備金などと書かれていたような気がします。

※そしてこれらは大抵、入園を辞退しても返金できませんと書かれています。

そして入園が決まると、入園金(5〜15万円があり、月々の保育料は私立幼稚園でも認定こども園であれば公立と同じ保育料になります。

逆に認定こども園でなければ園が定めた保育料なので、2〜5万円といったところだと思います。その他にも追加徴収として、

  • 時間内の英語や体育
  • バス送迎の場合のバス代

等も追加の保育料になります。そのため、3年保育だと最低でも150万以上はかかるかと思います。近隣にセレブな幼稚園があるのですが、噂によると保護者会費というものがあり、学期ごとに10万円単位で納めるそうです。

これらは子供たちへのご褒美などに使われるそうですが、この会費だけでも3年保育で90万円です。(高い…)

まとめ

いかがでしたでしょうか?よく先輩ママに幼稚園時代は出費が多いので入園までに貯金をして、公立小学校に入学すれば一気に支出が減るのでまた貯金できると聞きます。

まずは幼稚園時代を乗り越えることが大切ですね!

ちなみに幼稚園は地域によっても入園時期が異なりますが、私立は3年保育、公立は2年保育が多いです。

幼稚園の入学についてまとめると
  • 幼稚園に入園できるのは「満三歳」から。
  • 早生まれの場合、同じ4月でも4月1日か4月2日で学年が変わる。
  • 「公立幼稚園」は入園で数万程度、月々2〜3万円の保育料
  • 「私立幼稚園」は入園料、月々の保育料は高い傾向にある

また、私立幼稚園は公立幼稚園より年間の費用が1.5〜2倍かかるので、2年保育か3年保育かでも変わってきます。幼稚園の募集は秋が多いので、今から通園可能範囲の幼稚園を調べておくのが一番の得策です!