インターネット依存症…、気軽にネットが使用できる現代ならではの悩みなのですが、心がけ次第では十分に克服することができます。

検索エンジンやSNSなど、とても便利なのですが、便利が故に依存してしまいがちになってしまいます。適度に利用することでその恩恵にあやかることは出来ますが、度を過ぎてしまうと、それが無くては生きていけない…という錯覚に陥ってしまう可能性もあります。

そうならない為にも、今回5つの克服方法を紹介しましたので、ご自身で実践できる内容があれば是非前向きに取り入れてみて下さい。

インターネット依存症の種類について

近年スマホやタブレットの普及も加速し、中学・高校生に加え高齢者も気軽にインターネットに触れ合うことが出来ます。また、インターネットの魅力に憑りつかれ「ネット依存」という症状も発症してしまいます。

では、具体的にどのような症状があるのでしょうか!?

インターネット依存症の種類
  • 検索依存症(気になる事をgoogle,yahoo!等の検索エンジンで検索)
  • オンラインゲーム依存症
  • 掲示板・動画サイト閲覧依存(yahoo!知恵袋、2チャンネルの閲覧)
  • SNS依存症(facebook,twitter,インスタグラムなど)
  • チャット依存症
  • LINEやメール依存症

どれもハマってしまいそうな魅力で溢れていますよね。

私の場合は検索依存症でしたが、検索することで自分の知らないことを知ることが出来、満足することが出来ました。ネットを開くことで、簡単に知りたい情報を知れる訳ですが、それと同時にどんどんと検索への依存に歯止めがかからなくなってしまいます。

検索依存に陥ると目に付く知らないことに対し検索してしまうので、周りの状況を考える余裕が無くなります。するとどうなるか!?

交通事故や人身事故、家庭での会話回数低下などあらゆるデメリットが生じてしまいます。

もちろん自分で自制することが出来れば、何も問題はないのですが出来る人ばかりではありませんよね。そうならない為にも今、このページを見ている貴方にはネット依存を克服する為に心がけて欲しい5つの事をお伝えしたいと思います。

ネット依存を克服するために心がける5つの事

インターネット依存を克服する為に有効だと考えられているのが、

  1. インターネットによって失われた時間について考えてみる
  2. 趣味や目標を持つ
  3. インターネットを使用する目的の明確化
  4. インターネットから離れる時間を意識的に作る
  5. ブログやサービス・アカウントの削除

以上がネット依存克服に特に勧められている方法になります。では一つずつ確認してみましょう。

①インターネットによって失われた時間について考えてみる

時間は有限で、皆同じ時間が流れています。

もし、インターネットに費やした時間が膨大であれば、それだけ他の事で機会損失してしまっている可能性があります。それを防ぐ為にも、

「ネットに使っていた時間で何が出来るか?」

ということを少し考えてみることで自分自身を見直すきっかけにもなります。当然、時間は待ってはくれませんので、その一瞬一瞬を大切にする為にも考える時間というのは大切です。

②趣味や目標を持つ

ネット以外で集中出来る趣味を持つのも有効な手段です。

趣味を持つだけで、ネットに傾いていた思考もそちらへ自然と意識が傾き、気持ちが分散されていきます。

そして、趣味の延長上に目標が出来ることもあります。

私の場合は昔バンドをやっていた経験を生かし、趣味としてギターを1日1時間練習するようにしました。すると、昔は弾けなかったメローディラインやコード・速弾きなどが弾けるようになりましたし、近い将来はまたバンド仲間を集いライブをしたい!という目標も出来ました。

あなたも今回を機に、まずは小さな目標をもってみてはいかがでしょうか

③インターネットを使用する目的の明確化

インターネットはブラウザを開くと、必然的に何かしたくなります。ここで、一度、

「今、ネットを開いたのは○○をする為に開いた」

と自分に言い聞かせ、その目的が達成されたらネットを閉じる習慣を付けましょう。例えば、

  • 掲示板サービス
  • 検索サービス

などで自分の知りたいことが解ったり、解決した場合はその時点でネットの環境を遮断します。これをすることでネットの中にある必要ない情報を遮断することが出来ます。

④インターネットから離れる時間を意識的に作る

気が付かないうちにネット中毒にならない為にも、自分自身で意図的にネット環境から離れることを意識するのも一考です。特に、朝起きてすぐや寝る前は、PC・スマホを触るのは止めてインターネットとは違うことに意識を向けます。例えば、

  • 朝起きたらすぐに顔を洗う
  • 歯磨きをする
  • 寝る前は健康促進のためにストレッチをしてみる

など、実は色々出来ることはあります。

少しづつの意識付けで、ネット中毒という症状から離れられるようになります。

⑤ブログやサービス・アカウントの削除

これは荒療治とも言えますが、結構これで依存症を克服したという人はいます。根本的なものを削除してしまうわけですからね…。

  • twitter
  • facebook
  • instagram
  • オンラインゲーム
  • チャット

などすべてのアカウントを削除します。そうすることで、一時的にとてつもない喪失感が迫ってきますが、時間の経過とともに心も正常化します。

アカウントの削除はとても勇気のいることですし、中々実行できないことかもしれません。しかし、本気でネット中毒症・依存症を直したいと考えるのであれば、可能なはずです。

先述しましたが、インターネットの使用で、失われた時間は取り戻すことが出来ません…、今後の事を考え、どうにかネット依存から脱却したいと考えるのであれば、この方法が一番手っ取り早い方法とも言えます。

まとめ

インターネットが整備され、その環境を利用すべく様々な媒体が出てきていますが、この環境に飲み込まれないように少しづつ意識付けをしていくことが大切です。

人は欲求が満たされると、それにドンドンはまってしまう生き物でもあります。

インターネットの世界には欲求を満たす情報が星の数ほどあります。

  • 家族の事
  • 恋人の事
  • 自分の事

を大切にする為にもネットを利用する際は使用目的を明確にし長時間浸らないようにし、少しずつでもいいので克服していきましょう。