初詣とは何なのか!?子供の頃、親に聞いたことがありました。
親「初詣とは〜、神様に願掛けしに行くことなんだよ〜」
こんな事、言われたことがあります。
子供の頃は「ふ〜ん、そうなんだ〜」って思っていましたが、実際、親になって自分の子供に、「初詣って何!?」って言われたことがあり、
といった感じで、うまく説明することが出来ませんでした。
子供はいきなり何を言い出すか分かりませんよね(汗)そんないきなりの質問にも答えられる様に、知っておきたいものです。
そこでこの記事では、子供向けに分かりやすく、初詣とは何なのか!?について解説してみます。
初詣とは何なのか!?子供向けに簡単に説明すると…
まず、「初詣とは?」ということですが、私が子供の頃に親に言われた通り、年が明けて初めて神様にお参りに行くことを初詣と言います。
しかし子供は、
と聞いてくるはずです。その時私は子供に、こう言いました。
こう言いました。その時子供は、
なんて言ってましたが…、何となくは理解はしてくれたようです。
では、ここからは少し大人用に説明していきたいと思います。できるだけ理解しやすいように私なりに噛み砕いて説明してみますね。
初詣とは、なぜ神社・お寺に参拝するのか!?(大人用)
初詣に神社やお寺に行くのは、やはり昔からの風習でもあります。
日本には、
「年籠り(としこもり、としごもり)」
という風習がありました。
これは家長(世帯主)が一年の平安のために、大晦日(12月31日)の夜から元旦の朝にかけて、氏神の社(今でいう神社)に籠るものでした。(何で籠るの!?っていう質問はナシで(笑))
しかし、
時代が流れていくうちに、この年籠りは、
- 大晦日の夜に詣でる「除夜詣(じょやもうで)」
- 元日の朝に詣でる「元旦詣(がんたんもうで)」
の2つに分かれたのです。この内の元日詣(がんたんもうで)が、現在の「初詣」の原形ですね。
そして時代はさかのぼり、江戸時代末期までの「元日詣」は、氏神(うじがみ)に参詣したり、その年の恵方にある神社に参拝するものでした。
そのため、元旦詣では恵方参りとも言われていたんですよ。
※氏神とは同じ地域の人が共同で祀る神様のこと
また、
明治時代初期頃の鉄道普及によって、地域の神様に参るだけではなく、徐々に有名な神社やお寺にお参りする現在のスタイルになってきたのです。
また、
明治時代初期の話なのですが、この頃、”神仏分離”が行われました。
神社とお寺、つまり神様と仏様という区別が現在ではハッキリしていますが、初詣はこの神仏分離が行われる以前に定着した風習なので、初詣は神社でもお寺でもどちらでも良いのです。
そして、
現在では初詣に限らず、寺社仏閣への参詣は神道、仏教の区別はないまま定着しているのです。
初詣は何回行っても良いのか!?
初詣って家族で行ったり、時には親戚が来たから2回行ったよ〜ってこともあるかもしれません。
神様に参拝するわけだし、何回も参拝したら御利益が無くなるのでは!?と心配してしまいそうですが、初詣は何回行っても問題無いとされています。
特に人が集まるところはパワースポットとも呼ばれていますので、パワースポットに何回も行くということは逆にパワーを貰えるという風に解釈することも出来ます。
人混みが嫌いでない場合は、何回行っても大丈夫ですよ^^
初詣の期間はいつまでなの!?
人によったら初詣客が多い3が日は避けたい!っていう人もいるかもしれません。
「はい、大丈夫です」
現代の初詣は「松の内」までに行くというのが一つの目安になっています。
しかし、
- 関東地方では1月7日まで
- 関西地方では1月15日まで
と地域によって異なっているのでここは注意しておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか!?前半は子供向けに初詣とは?ということで解説してみましたが、要は自分なりに噛み砕いて分かりやすく説明できればそれでOKだと思いますよ^^
後半は少しわかりにくい言葉もありましたがまとめると、
- 年が明けてから初めて参詣するのが「初詣」
- 元日詣(がんたんもうで)が、現在の「初詣」の原形
- 初詣は何回行っても良い
- 初詣は松の内までに行けば大丈夫
ということが分かりましたね。
正直な話、
ここまで知っている大人って今の日本にどれだけいるのかな〜?っていうのが本音です。
ぜひ、
今回のことを頭に入れて初詣に行ってみてください。また、豆知識として今回のことを子供に説明できれば貴方の株も上がるかもしれませんね。
また、
正月飾りを飾っているご家庭は多いと思うのですが、正月飾りの正しい処分方法はご存知でしょうか?次の記事で紹介しました。
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